- CCNAはどんな試験か
- CCNAの難易度はどれくらいか
- CCNAを最短合格するためにはどのように勉強したらいいか
今回は、CCNAに1ヶ月で合格した私がCCNA試験に最短合格する方法を紹介します。
全くネットワークに関する知識がなかった私が独学で合格できたので、スクールなどに入らなくても合格できます。
合格するための勉強方法、最後には合格するための裏技について紹介します。
CCNA試験の概要については下記の記事がおすすめです。
CCNAの試験範囲
まずは、合格するためには必須となるCCNA試験の範囲を紹介します。
- ネットワークの基礎(20%)
- IPコネクティビティ(25%)
- ネットワークアクセス(20%)
- IPサービス(10%)
- 自動化とプログラマビリティー(10%)
- セキュリティー基礎(15%)
CCNAの試験範囲は、かなり広く万遍なく出題されます。
そのため、網羅的な勉強方法が必要となってきます。
ただ、近年「自動化とプログラマビリティー」と「セキュリティー基礎」といった技術範囲が現場でも必要とされているためかなり出題数が多いようです。
実際、私が試験を受けた際もかなり出題されていました。
このあたりは、暗記だけで点数が取れるので確実に暗記しましょう。
CCNAの勉強時間
CCNAの勉強時間としては、160時間程度が目安となっています。
160時間を満たすためには毎日2時間程度勉強する仮定すると、3ヶ月は程度の勉強時間が必要となります。
ここで、え、3ヶ月必要じゃないかと思われたと思います。
安心してください。
全く初心者でも効率良く勉強すれば1ヶ月で合格は可能です。
ただ、土日を犠牲にする平日の睡眠時間を削るなどの努力は必須となるので覚悟してください。
それくらいCCNA試験は、しっかり勉強しないと合格することが難しい試験であることは認識しておきましょう。
CCNAを頑張って取得することが自らのキャリアが明るくなることは、間違いないでしょう。
CCNAを取得するメリットはこちらの記事で解説しています。
CCNAの勉強方法
ここからは、私が全く知識0で今ならどのように勉強するか紹介します。
- 参考書orUdemyで試験範囲を網羅する
- ping-tで問題を最低2周する
最短で合格を目指すのであれば、上記の2ステップで勉強を取り組みます。
最短で合格するためには、参考書の特徴を理解して学習することが重要となります。
おすすめの参考書に関しては、『【最新】CCNAのおすすめテキスト4選を現役インフラエンジニアが解説!』で参考にしてください。
①参考書orUdemyで試験範囲を網羅する
まずは全体像を把握しましょう。
ここでポイントとなるのは、全て理解しようとしないことです。
試験範囲が広いので、全てを理解しようとすると時間がどれだけあっても足りないでしょう。
そのため、参考書orUdemyは大枠を捉えるというイメージで大丈夫です。
見たことない言葉は、できるだけ減らせるようにしていきましょう。
参考書でおすすめなのが
このテキストは、CCNAの範囲を1冊で網羅しており、説明も分かりやすいと感じました。
内容がかなり詳しく書いてあるため、根本的な理解できる本となっています。
ただ、全くの初心者であれば、量が多く最後まで到達する前に挫折してしまう可能性があると感じました。
Udemyでおすすめなのが
【完全版(前編+後編)】未経験から合格!Cisco CCNA試験対策講座(Packet Tracerの演習も完備!)
この動画は、インフラやネットワーク未経験の方でもわかりやすく、CCNAの範囲を網羅しています。
1.25倍速や1.5倍速で動画をみれば、かなり時間も短縮できるでしょう。
また、Udemyはセール期間があり、そのセールが頻繁に行われていて3000円ほどで動画教材が買えてるのでかなりおすすめです。
【結論】初心者にはUdemyがおすすめ
参考書を読んでも途中で挫折してしまう可能性が高いので、私はUdemyでの学習をおすすめします。
Udemyのセール期間を利用すると値段もほとんど変わらないでしょう。
もちろん紙の本で勉強したいという方もいらっしゃると思うので、参考書でも良いと思いますが、参考書にする際は全体像を把握することに注力して次々読んでいくようにしましょう。
②ping-tで問題を最低2周する
ステップ①でCCNAの範囲を網羅できたら、問題集を解いてアウトプットしてきましょう。
そこでおすすめするのが「ping-t」という問題集です。
Ping-tはLPICやCCNAなどに特化した問題を提供しているWebサイトの問題集です。
ping-t問題集で正答率が9割以上の正答率があれば、十分合格できます。
Ping-tを利用する際のメリット
問題の解説が手厚い
Ping-tの最大の魅力はなんといっても解説の多さです。
ping-tには1問1問に解説があり、それがかなり手厚く端的にまとまっています。
他の問題集と比較しても解説が多い方だと感じます。
もし、ping-tの解説でも全く分からないのであれば焦ることなく、分からない部分だけ参考書やUdemyで確認するようにしましょう。
豊富な問題数
Ping-tには、700問以上の豊富な問題集があります。
どの問題も完成度が高く、私がCCNAを受講した際同じ形式の問題も多数出題されていました。
問題数が多いので、2周目、3周目するという気持ちで解いていきましょう。
スマホで解ける
Webサイトなのでスマホで問題を解くことができます。
通勤時間などの隙間時間を利用して、問題を解くようにしましょう。
Ping-tを用いてとにかく問題を解きまくってください。
問題を解くときは、答えを暗記するのではなく内容を理解することを意識しましょう。
ping-tについてさらに詳しく解説した記事はこちら
独学で不安な方は、スクールを活用
独学での合格が難しいと感じている方は、スクールを活用することをおすすめします。
- 独学で勉強するよりも効率的に学習できる
- 分からないところは講師へ質問ができる
- 就職・転職に向けてのサポートを受けられる
- モチベーションを維持しやすい
独学の場合は、費用を抑えることができますが、学習計画などを自分で管理する必要があります。
人によっては、モチベーションが維持できずに学習がストップしてしまうこともあるでしょう。
「確実に最短で資格を取りたい」「独学できる自身があまりない」といった方は、スクールを活用することをおすすめします。
CCNAスクールに関しては、『【最短合格】CCNA取得が目指せるスクール3選』が参考になります。
無料カウンセリングで、有益な情報、悩みなどアドバイスがあるかもしれないね。うまく活用しましょう。
CCNAを合格するための裏技
あまりおすすめしませんが、CCNAを合格するための裏技を紹介します。
どうしても最短で合格したい、①〜②のステップが完了したけど合格できるか不安な方だけ読んでください。
CCNAの問題集には、「9tut」という問題集があります。
9tutとは、海外のCCNA学習サイトで日本語対用もされていません。
しかし、どのようなルートで仕入れているのか分かりませんが、CCNA本番の試験と全く同じ問題が出題されています。
ただ、全くネットワークの知識が身に付かず、丸暗記になってしまうのでおすすめはしません。
9tutの無料サイト
海外サイトなのでこれを日本語に翻訳して活用するなど工夫して使用すると良いでしょう。
9tutについてさらに詳しく解説した記事はこちら
まとめ
今回は、CCNA試験最短合格するための勉強方法を紹介しました。
CCNAはネットワーク基礎という位置付けですが、決して簡単な試験ではありません。
今回紹介した方法を実践し、合格に向けてしっかり勉強して試験に備えましょう。