こんにちはインフラエンジニアのれおです。
- CCNAを不合格になった理由を知りたい
- 次で合格するために何をすべきか知りたい
このような悩みを解決していきます。
CCNAを受けたが、残念な結果に終わってしまった、、、なんてことありませんか。
今回は、CCNAにおいて不合格なってしまう人の原因や、次の試験で合格するには何が必要が明らかにしていきます。
私は、1回目は不合格になってしまい、2回目で合格しました。その時の経験を踏まえて解説していきます。
CCNAを再度合格するためには、参考書の特徴を理解して学習することが重要となります。
おすすめの参考書に関しては、『【最新】CCNAのおすすめテキスト4選を現役インフラエンジニアが解説!』で参考にしてください。
CCNAは簡単ではない
CCNAは、決して簡単な試験ではありません。
現に合格率は、25%〜30%程度です。
IPAが運営するIT国家資格「基本情報技術者」の合格率がおおよそ23~27パーセントなので、これと同等の難易度といえます。
CCNAに合格するためには、それ相応の努力が必要となってきます。
今回はの試験では、「なぜ不合格になってしまったのか」、「なにが足りなかったのか」をしっかり振り返って対策を立てるようにしましょう。
落ちた時、自分じゃ受からないかもと思い自信をなくしました。
CCNAは難しい試験なので、挫けず頑張りましょう。
現役のネットワークエンジニア3年目の方が、2ヶ月で約120時間の勉強時間を費やしても残念な結果に終わったという体験記もありました。
CCNAで不合格になる人のありがちな原因
CCNAで、不合格となってしまう人にありがちな原因は、下記の3つが考えられます。
- 勉強時間が確保できていない
- 苦手な分野がある
- コマンドを覚えられていない
今回の試験に向けて行ってきた自身の勉強等と照らし合わせてみて下さい。
勉強時間が確保できていない
言うまでもなく適切な勉強時間が確保できていないと試験に落ちてしまいます。
CCNAの目安となる勉強時間は、160時間です。
勉強の質などの話はありますが、未経験の場合は特にこれと同等程度の勉強がないと合格は難しいです。
CCNAは、テストセンターでいつでも受験することができ、会社や就活のために急遽試験を受験するといったこともあるでしょう。
適切な勉強時間を確保して試験に臨むようにしましょう。
160時間をこなすためには、毎日2時間ずつ勉強すると仮定した場合なら3か月程度の勉強期間になります。
私も会社都合で勉強時間を取れていなかったことが原因です。
同じ待遇の方がいらっしゃれば、会社に日程変更を打診することをおすすめします。
苦手な分野がある
CCNAの合格と判断できる点数は、目安として「80%〜90%」です。
そのため、苦手な分野で足を引っ張ってしまうと、どれだけ得意な分野で頑張っても点を取り返すことができません。
過去問を解く際は、下記のことを意識しましょう。
- どの分野のどんな問題を間違えたのか
- なぜ、間違えてしまったのか
- 計算ミスをしたのか、図形の読み取りが苦手
- どの分野が得意で、どの分野が苦手か
CCNAは過去問が公開されておらず、問題の傾向が予測できません。
ただ、「自分でこの問題は試験に出そうだな」など本番試験を想像しながら勉強することが大切です。
コマンドを覚えられていない
CCNAには、Cisco社の製品の設定行うためのコマンド問題があります。
コマンドや設定手順の問題は、覚えていないと全く点数が取れません。
また、曖昧に覚えていると迷い、試験時間が足りなくなってしまいます。
逆に、言えば完璧にコマンドを覚えているとコマンド問題が得点源となり、合格に近づくはずです。
次で合格するためにすべきこと
不合格になってしまう人のありがちな原因は、明らかになりました。
では、次にこれらのポイントを踏まえて、次の受験ではどのようなことをすべきかについて紹介します。
勉強時間の確保
次の試験で合格するためには、しっかりと勉強時間を確保する必要があります。
あと、どれくらいの勉強時間が必要が考え、どのように勉強をしていくか計画をたてましょう。
CCNAは年中受験できるため2回目は、自分が満足できる期間を取って受験するようにしましょう。
CCNAの試験範囲・勉強期間は、『CCNAとは?現役エンジニアがCCNAの難易度・どんな人おすすめかについても解説!』が参考になります。
前回の試験経験を活かす
1度目の試験では、過去問がなく試験問題の傾向が分からず、全く想定していない問題が出題されたということもあるでしょう。
しかし、前回の試験での経験を踏まえて受験できるため、試験の傾向や時間配分に対して適切に対策できるでしょう。
試験傾向に合わせて、自分の苦手な範囲を重点的に学習するなど工夫が必要が必要です。
苦手な分野があると合格が難しい試験なので、できるだけ苦手分野はつくないようにしましょう。
具体的な学習方法
ここからは、具体的な学習方法を紹介していきます。
- 参考書・WEBサイトで学習
- スクールを活用
- パケットトレーサーを活用
参考書・WEBサイトで学習
ある程度1度目の試験勉強で知識もあると思うので、アウトプットを中心に行うことおすすめします。
問題集は、『ping-t』がおすすめです。
『Ping-t』の評判・使い方について、『Ping-tとは?評判、料金、使い方をPing-t愛用者が徹底解説!!』で解説しています。
スクールの活用
独学での合格が難しいと感じている方は、スクールを活用することをおすすめします。
スクールを活用するメリットは、下記になります。
- 独学で勉強するよりも効率的に学習できる
- 分からないところは講師へ質問ができる
- 就職・転職に向けてのサポートを受けられる
- モチベーションを維持しやすい
無料カウンセリングもあるので、現状をカウンセリングで相談してみるのも良いかもしれませんね。
CCNAのスクールに関しては、『【最短合格】CCNA取得が目指せるスクール3選』が参考になります。
パケットトレーサーを活用
設定手順やコマンド覚えられない方は、自分で手を動かして実技で覚えていきましょう。
自分で手を動かして設定を行うと苦手なコマンドもすぐに覚えられるようになると思います。
Cisco Paket Tracer(パケットトレーサー)は、PC内でネットワークの仮装環境を作れて、Cisco製のネットワーク機器を無料で操作できるシミュレーションツールです。
パケットトレーサーを活用しない手はないでしょう。
詳しいインストール方法や使い方は、『【画像付き】Cisco Paket Tracer(パケットトレーサー)のインストール方法と使い方』が参考になります。
再受験の申し込み方法
CCNAの再受験は、受験日翌日から5日間空けると試験を受験することができます。
適切な勉強期間をとることも大切ですが、モチベーションを保つためにもなるべく早めに申し込むことをおすすめします。
受験の申し込み方法は、こちらの記事が参考になります。
暗記が苦手でコマンドが覚えられないという方も多いと思いますが、実務でも必要となってくるので頑張って覚えるようにしましょう。