- CCNAで不合格になる主な原因を知りたい
- 次にCCNAに受かるために何をすべきか
CCNAを受けたが、残念な結果に終わってしまった、、、なんてことありませんか。
今回は、CCNAにおいて不合格なってしまう人の原因や、次の試験で合格するには何が必要が明らかにしていきます。
私は、1回目は不合格になってしまい、2回目で合格しました。なので、その時の経験を踏まえて紹介していきます。
CCNAを再度合格するためには、参考書の特徴を理解して学習することが重要となります。
おすすめの参考書に関しては、『【最新】CCNAのおすすめテキスト4選を現役インフラエンジニアが解説!』で参考にしてください。

CCNAは簡単ではない

CCNAは、簡単な試験ではありません。
CCNAは改定されて試験範囲もかなり広くなっており、合格率は、公には公開されていないもののCCNAの体験記などを参考にすると、25%〜30%程度です。
現役のネットワークエンジニア3年目の人方が、2ヶ月で約120時間の勉強時間を費やしても残念な結果に終わったという記事もありました。
このようにCCNAに合格するためには、それ相応の努力が必要となってきます。
しかし、努力正しい方向に努力しないと意味がありません。
正しい方向への努力を続けることにより、最終的には合格という結果に繋がります。
今回はの試験では、残念な結果に終わってしまいましたが「なぜ不合格になってしまったのか」、「なにが足りなかったのか」をしっかり振り返って対策を立てるようにしましょう。
CCNAで不合格になる人のありがちな原因

CCNAで、不合格となってしまう人にありがちな原因は、自分の経験も踏まえて次の3つが考えられます。
まずは、今回の試験に向けて行ってきた自身の勉強等と照らし合わせてみて下さい。
試験まで勉強時間が確保できなかった
言うまでもなく適切な勉強時間が確保できていないと試験に落ちてしまいます。
CCNAは、ネットワークエンジニアとしての登竜門として有名な試験でその上、年中受験することができます。
そのため、会社の都合や就活のために急遽試験を受講するといったこともあるでしょう。
私もまさにこれで、会社都合で2週間という短期間で合格するように指示されました。なので、同じ境遇で不合格になった人も多いと思います。
CCNAは、試験範囲の改定があり試験範囲が広くなり昔より難しくなっています。
CCNAにおいて、「合格に必要な適切な勉強時間」があります。
その時間に達していないと合格は厳しいと感じました。
なので、今回の結果を踏まえて適切な勉強時間がきちんと知っておきましょう。
試験問題を意識して勉強する
CCNAは、過去の問題が公開されておらずそのため過去問がありません。
資格試験において過去問があるか、ないかは合格率を大きく左右するものとなるでしょう。
過去問があれば過去の傾向から、「どのような問題が出題されるのか」「どこの範囲が出題されやすいのか」ある程度推察することができるからです。
しかし、CCNAは過去問がなく過去の問題の傾向が予測できません。
過去問がないからといって、本番の試験問題を意識して勉強しないと本番の試験で想像とは全然違った問題が出題され、問題が解けないということがあります。
そうならないように、ある程度試験問題を意識して勉強することは必要でしょう。
コマンドを覚えられていない
CCNAには、Cisco社の製品の設定行うためのコマンド問題があります。
コマンドや設定手順といった問題は、覚えてないいないと点が取れないと全く点数の取れないような問題となっています。
また、曖昧に覚えていると迷っている時間があり、試験時間が足りなくなるというようなこともあります。
CCNAには、このようなコマンドに関する問題が多数出題されています。
完璧にコマンドを覚えているとコマンド問題が得点源になり、迷う問題が少なくない時間に余裕が生まれます。
暗記が苦手でコマンドが覚えられないという方も多いと思いますが、実務でも必要となってくるので頑張って覚えるようにしましょう。
次で合格するためにすべきこと

不合格になってしまう人のありがちな原因は、明らかになりました。
では、次にこれらのポイントを踏まえて、次の受験ではどのようなことをすべきかについて紹介します。
勉強時間の不足→必要な勉強時間を把握する
次の試験で合格するためには、まずしっかりと勉強期間・勉強時間を設ける必要があります。
あと、どれくらいの勉強時間が必要が考え、どのように勉強をしていくか計画をたてましょう。
CCNAは年中受験できるため2回目は、自分が満足できる期間・時間を取って受験するようにしましょう。
CCNAの難易度・勉強期間については下記の記事が参考になるでしょう。

試験問題を意識→前回受験の経験から範囲を絞る
過去問がなく試験問題の傾向を全く掴めなかった、意外と参考書の内容が出題されなかったということもあるでしょう。
しかし、前回の試験の傾向から次回の試験内容の傾向を予想することができるでしょう。
そのため、どのように勉強すべきか自分で範囲を絞って勉強するようにしましょう。
試験範囲を補填するためにおすすめの参考書は下記がおすすめです。
コマンドを覚えられない→実技で覚える
設定手順やコマンド覚えられない方は、自分で手を動かして実技で覚えていきましょう。
自分で手を動かして設定を行うと苦手なコマンドもすぐに覚えられるようになるでしょう。
しかし、お仕事でCisco製品を使用している人以外は、自分で手を動かして製品を設定するという経験はないと思います。
そこで、登場するのが「Cisco Paket Tracer(パケットトレーサー)」というものです。
Cisco Paket Tracer(パケットトレーサー)とは、PC内でネットワークの仮装環境を作れて、Cisco製のネットワーク機器を無料で操作できるシミュレーションツールのことです。
これを用いると自分でCisco製品の設定を行うことができ、設定手順・コマンドをすぐに覚えられるようになるでしょう。
詳しいインストール方法や使い方は下記の記事が参考になります。

再受験の申し込み方法

CCNAの再受験は、受験日翌日から5日間空けると試験を受験することができます。
適切な勉強期間をとることも大切ですが、モチベーションを保つためにもなるべく早めに申し込むことをおすすめします。
受験の申し込み方法は、こちらの記事が参考になります。
