研究室

研究室に行きたくない!行かなくても卒業できる理由を解説します

僕は、現在理系大学生で研究室にも配属されています。

そんな僕が研究室に行きたくない時にどうすればいいか?行かないとどうなるかを解説します。

研究室に行かなくても卒業できる理由

研究室に行かなくても卒論、修論さえ提出すればよほどの理由がない限り卒業はできます。

博士が卒業する場合には、学会で認められた論文が必要で行かなくても卒業できることはありません。

修士や学士に関してだけです。

では、その理由を説明します。

教授も卒業させたい

教授も生徒を卒業させたいです。

ほとんどの学生が卒業している中、自分の研究室だけ卒業させないとなると、悪評が立ちそこの研究室に入る人がいなくなってしまいます。

また、卒業させないと来年も自分の研究室に残ることになります。

やる気ない生徒、優秀ではない生徒を来年も研究室に置いておくことになるのです。

これは、教授もかなり嫌なはずです。

つまり、教授が生徒を卒業させないで得することなど一つもありません。

僕のいた研究室では、卒論の締切が近くなるとチェックが甘くなり、普段はすごく厳しい教授でしたが、少し優しくなりました。

その時、どうしても卒業させたいんだろうなと思いました。

過去の卒論を使い回しできる

研究室に行かないと卒論どうするの?と思う人も多いと思います。

卒論は過去の論文を使い回すことができます

具体的には、去年卒業した先輩のデータを使い回したり、違うデータを差し込んで結果を出せば、それだけでまとまった論文になります。

実際、卒業生の論文を読んでも大してない新規性など論文が多いはずです。

僕の研究室でも同期で、それで卒業できるの?みたいな卒論を書いて卒業できていた人はいました。

僕としては、許せなかったですが、、、笑

卒論の最終プレゼンでも、卒論で書いた内容をプレゼンでまとめれば大丈夫です。

研究室の卒論に関しては、下記の記事で詳しく解説しているので参考にして下さい。

研究室で卒論が認められないことはあるの?卒論を進めていく上でのポイントを紹介します卒論を書いたけど認められないことはあるのかという疑問に答えていきます。また、卒論を書き始める時期が分かる、卒業研究を進めていく上で注意することを知ることで、研究をより円滑に進めることができます。 私が、理系大学の時に経験したことを元に解説していくので、ぜひ参考にして下さい。...

就活や内定者研修を言い訳にできる

就活や内定者研修を言い訳にすると、研究室に行かなくても認められます。

就活でインターンに行くので、1週間研究室を休みますといえば、教授も認めざるをえないでしょう。

もし、認められなければ大学の就職支援センターに相談しましょう。

大学側は、少しでも内定率を上げ、良い企業に就職にしたという実績が欲しいです。

そのような思いがあるので、大学側は力になってくれるでしょう。

また、すでに内定が決まっているものであれば、内定者研修があると言えば休めます。

僕の先輩は就活が終わっているのに就活をしている程で研究室に来ていなかったです。

研究室に行きたくない理由とその対処法

研究室に行かなくても卒業できる理由について解説してきました。

とはいえ「ただただ卒業させたくない」という意地悪な教授もいます。

そのため、研究室に行って真っ当に卒業するのが一番いいと思います。

卒業できるのかと不安になり過度にストレスを抱えるのも良くないし、なにより教授に嫌われて得することはないでしょう。

そこでここからは、研究室に行きたくない原因とその対処法について紹介していきます。

研究で成果がでない

これは、理系学生なら誰しも通る壁です。過度に思い詰めず余裕も持って、できることからやっていきましょう。

僕自身も研究成果がでなくてかなり苦しみました。

成果がでない時にすべきこと
  1. 何が問題なのか考えれることを全て箇条書きで書く
  2. 1個ずつ問題に対しての解決策を考える
  3. 解決策を実行する

これは、壁にぶち当たった時に僕がやっていたことです。

今起きている問題が明確になるだけで、気持ちに余裕が生まれます。

そもそも、修士でも大して成果を出さずに卒業する人はいます。また、なぜ良い成果がでないかを分析してそれを考察として残すことで論文として成立します。

余裕を持ってじっくり考えてみて、それでも解決できなければ教授や先輩に相談しましょう。

また、定期的に進捗を報告するミーティングもあるでしょう。何の進捗もなかった時のミーティングの前は、胃が痛くくらいストレスですよね。

ミーティングの乗り切り方についても解説しているので参考にして下さい。

ミーティングで話すネタがない人必見!研究室のミーティングを乗り切る方法!理系大学生の僕が、実際にどうやってミーティングを切り抜けてきたかについて紹介します。また、ミーティングで絶対にやってはいけないこともあるので紹介しています。 ...

教授と合わない

教授と合わなかったり、かなりきつい指導を受けることもあるでしょう。

研究室という閉鎖されたコミュニティで教授からのパワハラに合うとかなりメンタル的にしんどいですよね。

それには対処法を考えました。

卒業まで耐える

卒業がもう少しであれば卒業まで耐えるという方法があります。

しかし、無理は絶対にしないで下さい。

自分の体が一番大事です。

同期に相談したり、休みの日に遊びに行ったりできるだけ、メンタルや体を休ませながら卒業まで頑張りましょう。

研究室の大学生は、本当に出会いがないと思うので、新しいアルバイトでも行って、新しいコミュニティを形成するのもいいかもしれません。

なにか良い出会いがあるかもしれません。。。

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研究室を変える

研究室を変えることもできます。

具体的には、学科長に相談してみましょう。

研究室を変更するために学科長に認められる必要があるので、自分の研究室の教授に相談するのではなく、学科長に相談してみましょう。

研究室を辞めて就職する

研究室を辞めて就職する方法が、修士にはあります。

学士は、卒業が遅れたとしても卒業はしましょう。

修士で卒業することより、自分の体が一番大切です

修士で卒業しなくても、理系学生というだけで就職ではそれだけで重宝されます。

そのため、研究室を辞めて就職する方法も頭の中に置いておきましょう。

直属の先輩と合わない

研究室に配属された時、自分と同じような研究テーマを持った先輩がいます。

初めはその先輩と相談しながら研究をしていきますが、その先輩と合わないということがあります。

先輩とコミュニュケーションが取れないと、研究の進捗に響きます。

結果として、研究室に行きたくなくなります。

これにも対処法を考えました。

直属の先輩が助けてくれる

直属の先輩とうまくいってないのに助けてくれるってどういうことって思いますよね。

これは、直属の後輩の進捗が進んでないとなると、先輩が指導不足として教授に怒られます。

先輩もそれを分かっているので、先輩から助けてくれるでしょう。

しかし、もちろん全て他人任せてではダメです。自分で解決する努力はしましょう。

他の先輩に頼る

頼みづらい先輩に助けを求めずに、喋りやすい先輩に助けを求めましょう。

また、研究室に残っている資料や自分で検索してみるのもいいでしょう。

しかし、研究室に直属の先輩しか行っていない実験であれば、研究を進めるために頭を下げてでも教えてもらいましょう。

まとめ

研究室は本当につらいです。

しかし、ほとんどの人は卒業できており、研究よりも自分の体が一番大切です。

できるだけ心に余裕を持って、休息を取りながら卒業を目指しましょう。

以上です。
ご愛読ありがとうございます。