こんにちは、インフラエンジニアのれおです。
- インフラエンジニアは資格を取得すべきか知りたい
- インフラエンジニアがどんな資格を取得すべきか知りたい
- どんな順番で取るべきか知りたい
このような悩みを解決していきます。
エンジニアに資格は必要ない言われがちですが、実際はそんなことはありません。
私は、インフラエンジニアとして仕事をしてますが、資格で勉強した知識が役に立った場面は何度もありました。
インフラエンジニアの仕事内容を知りたい方は、『インフラエンジニアの仕事内容や目指す前に知っておきたいことなどを現役インフラエンジニアが解説!』を参考にしてください。
インフラエンジニアに資格は必要?
エンジニアとしての実績がない方は、取得すべきです。
逆に実績のあるエンジニアは、実績でどんなことができるか証明できるので資格はあまり意味がありません。
ただ、未経験や実務経験が浅いエンジニアは、まだ実績がないので取得すべきだと感じます。
資格を取得するメリット
- 就職や転職に有利
- 知識が身に付く
- 年収が上がりやすい
①:就職や転職に有利
- 自走力が評価される
- 一定の知識があることの証明になる
- やる気、本気度が伝わる
- 他の就職・転職希望者との差別化につながる
未経験者ほど資格を取得していると就職や転職で有利になります。
特にエンジニアは、自分で考えて調べてといった自走力が必要になり、資格取得までの過程はその証明になるでしょう。
ただ、資格取得する際に注意することもあり、それを知っておかないとせっかくの資格も無駄になってしまいます。
- 資格を取得する目的を明確にしておく
- 就職・転職先で求られる知識であるか
②:知識が身に付く
これは当然ですが、ITに関する知識が身に付きます。
未経験の分野だと何から勉強すれば良いか分からない、、、といったこともあると思います。
そんな時、資格の勉強をすると網羅的に学習できるのでかなりおすすめです。
私も、全く未経験の分野を業務で使う時は、プライベートの時間を活用して資格の勉強をしていたな。。。
③:年収が上がりやすい
会社によりますが、資格取得により昇給や一時金など発生する場合もあります。
また、フリーランスの場合でも単価が上がったりする場合があります。
これは、資格が客観的に評価しやすいからです。
例えば、
『営業で〇〇の商材で〇〇円の売り上げを達成しました!』
だとすごく分かりやすいですが、
『〇〇のプロジェクトを完遂させました!」
だとプロジェクトの難易度・規模・サービス品質(エラーが頻発しないか)など
エンジニアの能力(技術力)を評価することはなかなか難しく、曖昧になりがちです。
その点、客観的に評価しやすい資格が、年収がアップにつながる要因だと思います。
おすすめ資格4選
インフラエンジニアおすすめの資格4選を紹介します。
インフラエンジニアは、サーバ業務に関わるサーバエンジニアとネットワーク業務に関わるネットワークエンジニアに分類されます。
どんな業務をしたいかによって、資格の優先度や順番も変わってきます。
Linux技術者認定 LPIC(もしくはLinuC)
特にサーバエンジニアになりたい方は、必ずといっていいほどLinuxのサーバに触れるでしょう。
Linuxについての知識を問う資格として、Linux技術者認定 LPIC(LinuC)という資格があります。
- LPIC:国際標準のLinux試験
- LinuC:国内に特化したLinux試験
知名度はLPICの方が圧倒的にあるので、今すぐの転職を考える人や外資系で働きたい方はLPIC。
国内で働く人がスキルアップのために取得するのは、LinuCという感じです。
詳しくは『【2023年】LinuCメリット|LinuCとLPICどちらを取得するべき?現役エンジニアが解説!』で解説しています。
CCNA
CCNAはネットワーク機器関連の最大手企業であるCisco社のベンダー資格であり、基礎的なネットワーク知識やCiscoの製品に関する知識が問われる試験となっています。
CCNAはネットワークエンジニアになりたい人におすすめな資格です。
私も、インフラエンジニアになりたてのころの苦戦してながとった資格ですが、今でもその知識が実務で活用できるほどかなり実践的な資格です。
CCNAのメリットについて解説した記事は、『現役エンジニアがCCNAのメリット!転職で有利になるかを解説!!』です。参考にしてください。
AWS認定資格
AWS認定資格は、AWSが提供するクラウドサービスの関する資格です。
AWSは、クラウドサービスの中で最もシェアが高いため、クラウドを勉強したい方はAWSを勉強することがおすすめです。
初学者は、基礎的なクラウド(AWS)に関する知識が学べる、AWSクラウドプラクティショナー(CLF)の取得をおすすめします。
勉強方法については、『【初心者必見】AWSクラウドプラクティショナー(CLF)の勉強方法を分かりやすく解説!』を参考にしてみてください。
近年、Auzreのシェアを拡大されていて、AWSに迫る勢いです。
転職、就職先の企業でどの技術が使われているか調べてみよう。
ネットワークスペシャリスト
ネットワークスペシャリストは、国家資格である情報処理技術者試験のうちの1つです。
インフラに関する、高度な知識や技能を証明する資格になり、難易度はかなり高いです。
業界内の認知度もかなり高く、ベンダー資格とは違い失効期間もないため一生資格として保有できます。
私の会社でも高度情報に位置する資格は、かなり評価されます。感覚としては、実務歴3年で取れればすごいとなるような資格です。
こちらは、少し実務を重ねてから取得することをおすすめします。
資格を取得する順番
繰り返しになりますが、
目的に合った資格を取得することが最も大切です。
サーバエンジニアを目指す場合
LPIC(もしくはLinuC)→AWS認定(もしくはAuzre)→ネットワークスペシャリスト
サーバエンジニアを目指す場合であれば、まずLinuxを勉強しその後にクラウドの勉強をするのが良いでしょう。
CCNAも余裕があれば、取得して欲しいですがサーバエンジニアを目指す場合であれば優先度を下げても良いと思います。
ネットワークエンジニアを目指す場合
CCNA→CCNP(CCNAの上位資格)→ネットワークスペシャリスト
ネットワークエンジニアを目指す場合であれば、CCNAが最もおすすめな資格になります。
サーバやクラウドに関する知識も必要になってきますが、優先度は下げて良いと思います。
まとめ
【サーバエンジニアを目指す場合】
LPIC(もしくはLinuC)→AWS認定(もしくはAuzre)→ネットワークスペシャリスト
【ネットワークエンジニアを目指す場合】
CCNA→CCNP(CCNAの上位資格)→ネットワークスペシャリスト
エンジニアに資格はいらないと言われがちですが、そんなことはありません。
目的に合った資格を取得することで年収アップにつながるので、コツコツ頑張っていきましょう。
資格取得が目的になりがちだけど、その先の活躍できるイメージを持って勉強するといいかも