- Anacondaとは
- Anacondaの環境構築を行いたい
今回は、MacOSでのAnacondaの環境構築について画像付きで解説していきます。
僕自身、M1MacbookAirでAnacodaをインストールしたため実際に行った手順で紹介させて頂きます。
Anacondaとは
Anacondaとは、データサイエンスや機械学習をPythonで実行するためのプラットフォームです。
データサイエンスや機械学習で用いられるさまざまなツールやライブラリを一括でインストールすることができます。
機械学習やデータサイエンスを行う上での環境構築が簡単にできるので、とてもおすすめです。
環境構築
環境構築は、以下の手順で進めていきます。
- Anacondaをダウンロード
- Anacondaをインストール
- PATHを通す
できるだけ画像付きで紹介していきます。
Anacondaパッケージのダウンロード
まずは、Anacondaの公式ページを開いてダウンロードを行いましょう。
以下のサイトの「64-Bit Graphical Installer」をダウンロードしましょう。
windows版やLInux版があるので間違えないようにMac版をインストールして下さい。
数分するとダウンロードできていると思います。
Anacondaをインストール
先ほどインストールした「”Anaconda3~~~.pkg”」のファイルを開いてみましょう。
MacOSでは、「”XXX.pkg”」のようなソフトウェアが悪質なソフトウェアか確認できないため、自分自身で許可しないとインストールされません。
なので、インストールするための方法を画像付きで解説します。
①下記のような画面が表示されますが、「許可」してください。
②ここからは、「続ける」を選択していきましょう。
③「続ける」を選択。
④「同意する」を選択して、ソフトウェア使用許諾契約の条件に同意しましょう。
⑤ソフトウェアのインストール先は、「自分専用にインストール」を選択で良いです。
ソフトウェアをインストールするため、かなり容量が必要なので空きがあるか確認しておきましょう。
使わないアプリやファイルを削除して、容量を減らすようにしましょう。
⑥インストール先も決めたので、実際にインストールしていきましょう。
インストールには、数分ほどかかります。
気長に待ちましょう。
インストールが完了するとこのような画面になります。
⑦これも「OK」としておきましょう。
⑧最後に「続ける」を選択しましょう。
インストール完了の画面がでるのでこれでインストール完了です。
ややこしい
もし、なにかうまくいかなかった場合は、ダウンロードするソフトウェアが正しいのか確認して、再度やり直してみましょう。
PATHを通す
インストールしただけでは、condaコマンドは使用できないはずです。
なので、PATHを通す必要があります。
ターミナルを起動させて下さい。
2022年3月28日現在では、「zsh」がデフォルトとなっているので以下のコマンドを実行して下さい。
open ~/.zshrc
そうすると「.zshrc」が開きます。
以下の記述を最後の行に追加しましょう。
export PATH=*:$PATH
ここまでできたら、キーボードのescを押します。
:wq
とコマンドモードで入力し実行します。
そうすると「.zshrc」が閉じます。
最後に、「.zshrc」の変更内容を反映させてるためのコマンドを入力します。
source ~/.zshrc
これで、PATHが通っているのでcondaコマンドが使用できます。
確認のためcondaコマンドを実行しておきましょう。
conda --version
何もエラーがでなければ環境構築終了です。
お疲れ様でした。
補足
最後に少しだけ補足
下記のコマンドでAnacondaの全てのパッケージをアップデートさせておきましょう。
アップデートできていないと、他のパッケージをインストールした際エラーがでた経験があるので、環境構築と同時に実行しておきましょう。
conda update --all
常に最新バージョンに保つことは非常に大切です。定期的にアップデートを行いましょう。